何もできない自分
何もできない自分・・・。
今の自分でもやろうとすれば出来る事はある。
ZOOM会議は作れるし、居場所活動も公民館を借りるだけでいいならば話は簡単だ。
勿論、実際は人を集めたり運営はもうちょっと複雑だが。
そうではないのだ。
俺は誰も助けられない。
俺は誰の人生にも救いになれない。
それが、今日の表題、何もできない自分の真意だ。
自分の無力さを実感する場面が多々あった。
俺は誰かの為になれているのか?
俺は誰かの慰めになれているのか?
なまじ俺は精神が強い。
レジリエンスという単語があるが、簡単に言えば心の回復力、復帰力みたいなもんだ。
レジリエンスという、何度倒れても立ち直ってまた歩き出すという、俺の人並外れたこの精神力。
自分の苦しみに満ちた人生を生きる上では役に立ってきた。
だがしかし、他の人の相談を受ける上では役立たずのようだ。
何故かって?レジリエンス、心の復帰力が弱い人の事がよく分からないのだ。
俺は変わった人間であるようだ。
俺はいつも地の底に居たいと思う。
底から上を眺めていたい。
なまじ能力が高いと、能力が低くて困っている人のことを理解しにくい。
神よどうか私に、レジリエンスの低い人たちの事を理解させたまえ。
どうか私に、不平等な人たちへの理解をさせたまえ。
私の存在が僅かでも他人の苦しみの解放に繋がりますように。
この世に無駄な苦しみがなくなりますように。
何もできないこの私。
何かができるこの私。
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